『小さな水族館』について近江淡水生物研究所さんに取材しました!

えきまちテラス長浜1階の中央通路にある”小さな水族館”を運営されている、 近江淡水生物研究所の代表 向田直人さんにお話を伺いました☆

~湖北ならではの展示や、見分ける楽しみを~

― 小さな水族館の見どころはなんですか?

びわ湖や日本の環境で育つ魚をテーマに展示しています。 なかでも一番の見どころは、絶滅危惧種に指定されている野生のメダカ(ミナミメダカ)です。 最近メダカが流行っているのですが、野生の姿は大変貴重なものとなっておりますので、ぜひご覧ください。 他に、3種のフナがいる大きめの水槽もぜひ注目してほしいです。 鮒ずしにされるニゴロブナ・日本のどこにでもいるギンブナ・ゲンゴロウブナの3種類ですが、パッとみ見分けがつきません。 それを見分けられるようになる楽しみを味わってほしいです! そして滋賀といえばナマズ!日本のナマズは4種類いますが、そのうちの3種類が滋賀に住んでおり3種類とも展示しています。 特にイワトコナマズは湖北にしかおらず、ここならではの展示です。 ここだけの話、食べても一番おいしいそうです( *´艸`) かわいらしい見た目のハゼ科の”ヨシノボリ”もこれから注目していただきたいお魚です♪

~きっかけは1つの水槽から~

― 近江淡水研究所様のこれまでの活動を教えて下さい。

2018年3月に湖北みずどりステーションに水槽を1つ置いてもらったことがきっかけでスタートしました。 その1年後にえきまちテラス1階のエスカレーター下に水槽を3つ置いてもらったことから、徐々に拡大して今の規模となりました。 メンバーは13名登録しており、うち5名でメンテナンスなどを行っています。 メンバーの中にはDNAを研究している人もいるため、そういった専門的な分野の取り組みも今後は広げていきたいです。 代表の向田さんは以前、高校の理科の先生をされていたそうです!

~話題のSDGsの取り組みにおける“生物の多様性”を学べる場に~

― どういう想いで始めたのですか?

滋賀県にはびわ湖があって川がたくさんあって、川魚は名物の一つで、重要なポジションです。 しかし、南には琵琶湖博物館などがあるのに北の方には水族館がないため、作ることにしました。 もとから魚が好きだったこともありますが、高校の理科の教師をしていた時に、啓発的な生物多様性の問題を生徒だけに教えるだけでは広がりが弱いと感じました。 SDGsの取り組みを言われている中で、より世間一般的に知ってもらいたいと思い教師を辞めこの活動に専念することにしました。 特に、メダカはすべてのきっかけです。 生命力も繁殖力もものすごく高いにもかかわらず、居場所を奪われ絶滅の危機に瀕していということは、相当な問題であると感じたためです。 滋賀は昔に比べて減っているけどまだまだいるので、展示することによって少しでも知ってほしい、そしてそこからこの問題に目を向けてほしいです。

~他にはない、湖北ならではの水族館に~

― 今後地域の中でどのような水族館にしたいですか?

無料というのが一つのポイントなので、気軽に立ち寄って、知るきかっけになってほしいです。 地域の学校や幼稚園・保育園の子どもたちはもちろん、うみのこや修学旅行でここへきて学んで行ける場にしたいです。 観光客の方にも楽しんでもらえるような展示にこれからどんどん拡げていきたいと考えています。

【 施設情報 】

「小さな水族館」 えきまちテラス内 1F