事業から文化へ | 日本一の長浜盆梅展

今年で70回目の開催となる「長浜盆梅展」について、長浜観光協会の金子さんにお話を伺いました。

Q. 盆梅展を始められたきっかけを教えてください。

大正時代、浅井町高山(現:長浜市高山町)の高山七蔵氏が、野山に植わっている梅を掘り起こして、鉢に入れて盆栽として楽しまれていました。 その後、当時の長浜市に約40鉢を寄贈して頂き、その翌年の昭和27年(1952年)から始まって、今年で70回目を迎えました。 盆梅展の梅は、現在約2000本所有しています。 盆梅展にお越しになられたお客様から、自分のお庭に植わっている梅を盆梅展で使ってみませんか?などのお声を頂いて、寄贈して頂いています。

Q. 今年の盆梅展のみどころはどこですか?

花を見て頂いたり、今年はコロナ禍でマスクをしていることもあり、香りがわかりにくいのですが、香りを楽しんで頂きたいです。 大きく例年と変わっている点は、京都芸術大学と米原市在住の切り絵作家・早川鉄兵さんとのコラボレーション展示です。

Q. 京都芸術大学の学生さんとコラボされて3年ということですが、コラボレーションのきっかけを教えてください

盆梅を多くの方に見てもらうために来場者さんの年齢層を広げたいという思いがあり、特に若い方にどうやって来てもらおうかと考えていました。 そこで、学生さんの感性を取り入れ、SNSを活用して発信力を強化したいという思いがきっかけです。 新館2階に展示している「盆梅の一年の様子」や「使っている道具の展示」の部分には深く関わってもらっています。 道具の展示という発想はなかったのですが、展示してみると見てくださっている方も多いので、よかったなと思っています。 小さいお子さんは、新館の切り絵の動物に喜んでくれている感じがあるそうです(*´▽`*)

Q. 来場者さんはどのような方が来られていますか?

例年は京都、大阪、名古屋からたくさんご来場いただいていますが、今年は緊急事態宣言もあり、市内の方の割合が高いです。 来場者さんとお話させてもらっていると毎年来てくださっている方や、数年ぶりに来たよと楽しみにしてくださっている方もいらっしゃいます。

Q. 盆梅は300鉢ということですが、普段はどういった方がどこで管理されているのですか?

盆梅は市内に4カ所設けて長浜観光協会で管理しています。 盆梅展会場出口を出たところ、豊公園駐車場の南側、JR田村駅の南側、長浜市佐野町の4カ所です。 梅を約2000本所有していますが、鉢で管理しているのは約300鉢です。その他の梅は地面に植えて管理しています。 約300鉢の水やりは、館長さんと金子さんのお二人で行っておられるそうです。 動物と違って行動で示してくれることがないので、日々の状態を確認しながら行っています。 水やりも、毎日同じではありません。その日の天候によって、水やりの時間と、水の量を調整しています。

Q. 地域を通して今後どのような盆梅展にしていきたいですか?

学生さんがリヤカーを黒壁スクエアまで引っ張っていって、小さい盆梅の販売とPRをしていました。 盆梅展のことを知っている人もいますが、全く知らなかったという人もいらっしゃいますので、やはり、より多くの方に見ていただけるような盆梅展にしたいなと思っています。

【 イベント情報 】

第70回 長浜盆梅展 開催期間:令和3年1月9日(土)〜3月10(水) 開催時間:期間中無休/9時〜17時(入館は16時半まで) 展示会場:慶雲館(滋賀県長浜市港町2-5) 入館料 :大人800円、小・中学生400円 団体料金/20名以上2割引 公式サイト:https://bonbai.jp/